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子供が薬を飲まないときの6つの対処法【薬剤師がおすすめする究極の飲ませ方もご紹介!】

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「子供が薬を飲んでくれなくて困ってる」
「薬を口に入れてもすぐに出してしまう」

そういった保護者の方の悩みを解決したいと思います。

こんにちは、2人の娘のパパ兼薬剤師のまっちです。
今回は、子供が薬を飲まない時の対処法を解説します。

この記事はこんな方におすすめ

子供が薬を飲んでくれなくて困ってる
まだ薬を飲んだことのない子供のパパ・ママ

この記事を書いた人はこんな人 
・薬局薬剤師で薬局管理者 
・小児科の処方箋を多く扱っていて、毎日薬の飲ませ方の相談を受けている 
・2人の娘が風邪を引いた時のお薬担当

薬は水で飲むのが基本!

薬を飲むときに使う水

基本的には薬を水(または白湯)で飲めるのが一番良いです。

理由としては、薬は水で飲むことを想定して作られているからです。
薬を他の飲み物で飲んだ場合、体内での薬の吸収のされ方が変わり、効果が弱くなったり、反対に強くなったりする恐れがあります。


薬を水で飲む理由に関して、詳しくわ以下の記事に書いてます。
関連記事:薬を水で飲む理由は?【薬剤師が分かりやすく解説します!】

水以外で薬を飲ませる6つの対処法

アイスで薬を飲ませる

①麦茶で薬を飲ませる

水で飲むのが苦手な子供におすすめなのは、麦茶です。

麦茶はカフェインを含まないので、安心して薬を飲ませることができます。
また、水と比べて味がある分、薬の嫌な味を隠してくれます。

今では、ドラッグストアでも乳幼児用の麦茶が販売されています

≪注意点!!≫
緑茶やほうじ茶、ウーロン茶などはカフェインが含まれていることが多いです。

子供にカフェインを含む飲み物を飲ませないようにしている保護者も多いと思いますが、薬とカフェインを一緒に摂ることも注意が必要です。薬が効き過ぎて副作用がでやすくなるおそれもあるので、避けてください。

②ジュースで薬を飲ませる

お気に入りのジュースなら薬を飲んでくれる子も多いです。

注意点として、ジュースの飲み過ぎに繋がる恐れがあること、酸味のあるもの(スポーツドリンクや100%果汁のオレンジジュースなど)と飲み合わせの悪い抗生剤などがあります。

③ヨーグルトで薬を飲ませる

ヨーグルトは日常的に食べている子も多いと思います。薬を飲み物で飲むのは苦手だけど、ヨーグルトなら大丈夫という子もいます。スルッと喉を通るので、子供も飲みやすいです。

ヨーグルトに溶かして混ぜる。もしくわヨーグルトの間に薬を包むようにして飲ませる方法があります。

注意点はヨーグルトの酸味により、混ぜると苦味が増してしまう抗生剤があります。また乳製品と相性の悪い抗生剤もあるので、注意が必要です。

④アイスで薬を飲ませる

アイスで薬を飲ませるメリットは、冷たく甘いため苦味を隠しやすいことです。アイスが好きな子供だとなお喜ぶでしょう。

抗生剤など苦い薬はチョコアイスがおすすめです。チョコ味は特に苦味を隠しやすいです。

チョコアイスに薬を溶かしても見た目が変わらないので、粉薬特有のオレンジ色やピンク色などが気になりません。

デメリットとしては、食べすぎるとお腹をくだす。アイス以外で薬を飲まなくなる可能性がある。また、乳製品と相性の悪い抗生剤もあるので、注意が必要です。

レンジで軽く温めて、少し溶けた状態のアイスに混ぜる、もしくわアイスの間に包むようにしてあげて下さい。

⑤服薬補助ゼリーで薬を飲ませる

ゼリーを食べられる子は、服薬補助ゼリーがおすすめです。ヨーグルトやアイスと比べると更にスルッと喉を通るので薬を飲みやすくなります。また、薬と一緒に飲むことを前提につくられているので、飲み合わせを気にせず使用できます。

使い方としては、ゼリーの間に薬を包んであげてください。

おすすめは龍角散の『おくすり飲めたね』です。ブドウ味、いちご味、チョコ味などがあります。好みに合わせて選んであげて下さい。

⑥薬を飲む理由を説明して、納得してもらう

薬を飲む理由を説明して、子供が『頑張って飲む』と納得したうえで飲ませることも大切です。子供の成長に合わせて、『薬を飲めば今のツライ症状が軽くなる』ことを説明してあげてください。

まっちおすすめ!究極のお薬の飲ませ方2選

ペースト状にしてから包む!

この方法は、先ほどのアイスやヨーグルト、服薬補助ゼリーと飲ませるときに、粉薬をそのまま包むのではなく、ペースト状にしてから包む方法です。

ペースト状にすることで粉薬がまとまり、少ない回数で飲めます。また、軽く溶けている状態なので、舌など口のなかに残りにくくなります。

粉薬の量が多いときは特におすすめです!

ペースト状にする方法は、粉薬にスポイトなどで水を一滴から数滴滴らして練り込んでください。

少し水分の調節が難しいですが、練りわさびのような状態にしてください。

お子さんの大好きな人(キャラクター)の力を借りる!

ある程度物心がついてきる子に有効です。

『○○○がお薬飲んでって言ってるから、頑張ろう!』
『お薬飲まないと、○○○が悲しんじゃうよ?』
など、お子さんにとって特別な人や、キャラクターなどの力を借りちゃいましょう!

身近な方であれば、一度本人からお子さんに言ってもらうと効果が倍増します。

私の経験上、この方法は女の子のほうが特に効果がありました。

年齢別のお薬の飲ませ方(未就学児)

● 0歳〜1歳未満

粉薬の場合は、ペースト状にして内頬や上あごにすり付けてミルクや母乳で流し込む方法が良いです。もしくわ、お子さんを仰向けにして、完全に溶かした薬をスポイトであげて下さい。のどに落とすとむせてしまうので、ほっぺを伝うようにあげると良いです。

主食(ミルクや離乳食など)に混ぜるのは最終手段です。お薬の味がしたことだミルクや離乳食が嫌いになることもあります。

● 1歳〜2歳未満

舌をうまく使えるようになってきたら、口の中にすり付けた薬を『ペッ』とだすようになります。

この頃になると、飲める飲み物も増えてくるので、まずは水か麦茶、難しければ子供用のスポーツドリンク、ジュースなどであげて下さい。

● 2歳〜4歳未満

お子さんによって、お薬の好き嫌いがはっきり分かれる時期だと思います。

嫌がるようであれば、服薬補助ゼリーやアイス、ヨーグルトなどを使ってください。

まっちおすすめの飲ませ方もこのくらいの年齢から使うことができます。

● 4歳〜6歳未満

お父さん、お母さんの話をしっかりと聞ける年齢になってきます。お子さんの目を見て、なぜ薬を飲むのかをしっかりと優しく説明してあげてください。

どの年齢にも言えることですが、飲めたら褒めてあげることはとても重要です。お子さんのやる気を出してあげてください!

子どもが薬を飲まないときは肩に力を入れすぎないようにしましょう

子供の場合、薬が嫌いになると全く飲んでくれなくなります。
しかし、水以外の飲み物や食べ物であれば薬を飲んでくれる場合があります。

診断や症状によっては、全く飲まないより、水以外のものと混ぜてでも飲んだ方がいいこともあります。

処方された薬と絶対に避けるべき飲み物や食べ物がある場合、医師や薬剤師から説明があるはずです。心配な場合は、自分から質問するようにしましょう!

子供に薬を飲ませるのはとても大変です。その時の気分で急に飲まなくなることもありますよね?

そんな時、保護者の方はイライラしてしまう気持ちを抑えて、「7〜8割ほど飲めたら合格かな」くらいの気持ちでいることも大切です。

今回の記事が少しでも参考になると幸いです。

また、おすすめの飲ませ方がありましたら、問い合わせページやTwitterなどでぜひ教えてください!

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